【2026年10月最新】岡山で船を廃船にする手続き|小型船舶の抹消登録と申込先16店
船を処分すると決めたあと、多くの方がここで止まります。どこに申し込むのか。書類は何が要るのか。どの順番で動けばよいのか。
船の手続きが分かりにくいのは、役所が1つではないからです。登録はJCI、漁船なら県、ごみとしての扱いは市町村。窓口がばらけています。
先にひとつだけ申し上げます。先に登録を抜いてから船を壊す、という順番では手続きが進みません。抹消登録には「船がもう無い」ことを証明する紙が要るからです。
このページでは、岡山で船を廃船にするときの窓口と書類、そして順番を、公表されている情報だけで整理しました。
先に結論
- 手続きの舞台は3つ。小型船舶登録(JCI)、船舶検査(JCI)、漁船登録(県)です。
- 抹消登録の手数料は3,350円。返納(廃船)届のほうは無料です。
- 処分が先、登録の抹消は後。FRP船リサイクルで出る証明書が、そのまま抹消の証拠書類になります。
- 岡山の申込先は、県内16の登録販売店。港から近い店に当たるのが早道です。
- 船外機を外すだけでも抹消登録はできます。段取りの幅は、思われているより広いです。
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廃船の手続きは、船を壊す前と後に分かれます
船には、登録が3つあります。名前が似ているので、まずここを分けて考えてください。
| 制度 | どこが扱うか | 廃船のときにすること |
|---|---|---|
| 小型船舶登録 (船の戸籍) | 日本小型船舶検査機構(JCI) | 抹消登録の申請(手数料 3,350円) |
| 船舶検査 (車検にあたるもの) | 同じくJCI | 返納(廃船)届の提出(手数料は無料) |
| 漁船登録 (漁船として使う船) | 都道府県 | 漁船登録票を都道府県へ返納 |
レジャー用の船なら、関係するのは上の2つです。漁船として登録している船は、3つ目も残ります。
順番を間違えると、書類が揃いません
抹消登録の申請には、抹消登録の原因を証する書面が要ります。要するに「この船はもう無い」と第三者が証明した紙です。
船がまだ手元にある段階では、この紙が存在しません。
FRP船リサイクルシステムで処分すると、この紙が出ます。
利用及び船体引渡証明書と、リサイクル管理票A票の写しが、そのまま解体を証明する書面として認められています。
だから正しい順番はこうなります。
- 登録販売店に申し込み、見積りを取る
- 船を引き渡し、解体してもらう
- 引渡証明書と管理票の写しを受け取る
- その書類を添えて、JCIへ抹消登録を申請する
船体を残したまま抹消する方法もあります
あまり知られていませんが、抹消登録の原因は解体だけではありません。推進機関を取り外した場合も、第三者が証明した推進機関撤去証明書があれば抹消登録ができます。
船外機を外して売り、その証明書で先に登録を抜いておく。船体の処分は資金と段取りがついてから。こういう進め方も制度上は成り立ちます。
抹消登録に必要な書類
| 抹消登録申請書 | JCIのサイト、支部、マリーナ、ボート販売店で入手できます |
|---|---|
| 抹消の原因を証する書面 | 解体なら解体(解撤)証明書、FRP船リサイクルなら引渡証明書と管理票A票の写し、推進機関を外したなら推進機関撤去証明書 |
| 返納(廃船)届 | 検査を受けていた船は併せて提出します |
| 手数料払込証明書 | 郵便局または指定の銀行で振り込んだ証明 |
| 船舶検査証書・船舶検査手帳 | 手元にあるものをそのまま添えます |
| 船舶検査済票 | 船体から剥がして添付。破れていても構いません |
| 委任状 | 業者に代行してもらう場合のみ |
提出先は、船の保管場所を管轄するJCIの支部です。郵送でも受け付けています。
日本小型船舶検査機構 岡山支部
所在地:〒702-8006 岡山市中区藤崎551-14
電話:086-200-1780
受付:9時から11時30分、13時から16時(土日祝と12月29日から1月3日は休み)
管轄:岡山県全域
漁船登録を受けている船の注意
漁船登録を理由に返納(廃船)届を出せるのは、海岸から12海里以遠へ行かず、漁業以外に使わない場合だけです。
遊漁や交通船にも使うなら、返納の手続きはしないでください。
船舶検査済票も、剥がさずそのままにしておきます。
漁船登録は都道府県の扱いです。岡山県では岡山県 農林水産部 水産課 漁政班(086-226-7445)が窓口です。
漁船登録の返納と漁業許可の扱いは漁船の処分と廃業の手続きにまとめています。
手数料と必要書類は日本小型船舶検査機構の公表内容(2026年10月1日確認)に基づきます。最新の取り扱いは支部にご確認ください。
岡山で、どこに申し込むのか
FRP船リサイクルシステムは、協会に直接申し込む仕組みではありません。登録販売店を通して申し込み、リサイクル管理票を作ってもらいます。
岡山県内には、次の16店が登録されています。
| 登録販売店 | 所在地 | 電話 |
|---|---|---|
| ヤンマー舶用システム株式会社(岡山営業所) | 岡山市中区藤崎568番地の16 | 086-274-0585 |
| 株式会社岡山マリン・ボートセンター | 岡山市中区江崎86番地の5 | 086-276-2121 |
| 株式会社岡山マリン・ボートセンター(マリーナ岡山) | 岡山市南区郡八幡山2番地 | 086-267-3311 |
| 株式会社岡山マリン・ボートセンター(宮浦マリーナ) | 岡山市南区宮浦字大浜681番地の1 | 086-267-3939 |
| 筒井鉄工所 | 笠岡市横島1650 | 0865-67-0381 |
| 備讃ヤンマー株式会社 | 倉敷市児島駅前三丁目33番地 | 086-472-8101 |
| 倉敷ヤンマー株式会社 | 倉敷市玉島1274番地の1 | 086-522-5105 |
| 株式会社オバタボート | 倉敷市玉島阿賀崎2438番地の4 | 086-526-7557 |
| 株式会社オバタボート(オバタマリーナ) | 倉敷市玉島乙島亀の首49番地の63 | 086-522-5505 |
| 株式会社ナスボート 牛窓マリーナ | 瀬戸内市牛窓町牛窓4180番地 | 0869-34-2498 |
| ニシナマリン | 瀬戸内市牛窓町牛窓6449番地の1 | 0869-34-2511 |
| 株式会社マリンアクセス大栄 | 玉野市胸上1810番地 | 086-341-1467 |
| 有限会社川﨑商会(日生マリーナ備前店) | 備前市浦伊部砂ヶ鼻1183番地の2 | 0869-63-2300 |
| 東洋マリーン株式会社 | 備前市西片上1365番地の15 | 0869-63-0153 |
| 有限会社川﨑商会(日生マリーナ) | 備前市日生町寒河38番地 | 0869-74-0500 |
| 東備ヤンマー株式会社 | 備前市日生町日生241番地の128 | 0869-72-2345 |
並びを見ていただくと分かるとおり、岡山市南部、倉敷市玉島、瀬戸内市牛窓、備前市日生に集まっています。船を置いている港から近い店に当たるのが早道です。
解体される場所も決まっています
引き渡した船がどこへ行くのかも公表されています。岡山県を担当する指定解体場所は1か所です。
岡山県の指定解体場所
株式会社カンガイ
岡山県倉敷市玉島乙島8252-3
電話:086-526-2121
運搬料金が距離で変わるのは、ここまでの距離で決まるからです。県東部の備前や日生から玉島まで運ぶ船と、倉敷市内の船とでは、同じ全長でも運搬費が変わります。
出典:一般社団法人 日本マリン事業協会「登録販売店」「解体場所」(2026年10月1日確認)。店舗は入れ替わるため、協会の最新一覧もご確認ください。
申し込みから完了まで、実際の流れ
ここまでの内容を、動く順番に並べ直します。
| 順番 | やること | 相手 |
|---|---|---|
| 1 | 船の全長と船種を測る。置き場所と、トラックが入れるかを確かめる | ご自身 |
| 2 | 見積りを取る。リサイクル料金は一律なので、差が出るのは運搬とその他の費用 | 登録販売店 |
| 3 | 船に残っている物を降ろす。ここで値段のつく物を分ける | ご自身または買取業者 |
| 4 | リサイクル管理票を作成し、船を引き渡す | 登録販売店 |
| 5 | 引渡証明書と管理票A票の写しを受け取る | 登録販売店 |
| 6 | 抹消登録を申請する。郵送でも受け付けています | JCI岡山支部 |
| 7 | 漁船なら、漁船登録票を返納する | 所属漁協または県 |
3番目を飛ばす方がとても多いのですが、ここが金額に効きます。船外機や電子機器が付いたまま引き渡すと、そのまま解体されて終わります。
よく詰まるのは、この3つです
名義が親のままになっている
相続で船が付いてきた場合に必ず起きます。名義がそのままでも相談はできますが、抹消の前に移転登録が必要になることがあります。
手元の船舶検査証書をそろえて、まずJCI支部に事情を伝えてください。
船舶検査証書や検査手帳が見つからない
抹消登録の書類には、検査証書と検査手帳、それに船体から剥がした船舶検査済票が並びます。
紛失している場合の取り扱いは、支部で確認が要ります。「書類が揃っていないのですが」と先に電話で伝えるのがいちばん早い進め方です。
船が海に浮いたままになっている
陸に上がっていない船は、まず曳航して上架するところから費用が立ちます。
係留先の管理者に、いつまでに撤去するのかを先に確認してください。余計な保管料を払わずに済みます。
払う前に、値段のつく物を降ろしてください
ここまでは、すべて出ていくお金の話でした。ところが船は、船体と、載っている物を分けて考えると収支が変わります。
廃船を扱う業者が出せるのは、処分費の見積りだけです。船外機や魚探に値段をつける仕事は、そもそも守備範囲の外にあります。
| 降ろせる物 | 値段のつきやすさ |
|---|---|
| 船外機 | 始動すれば中古需要があります。処分費のかなりの部分を相殺できることがあります |
| 魚群探知機・GPS・レーダー・無線機 | 年式が新しいほど。取り外しの傷は値段に響きます |
| 発電機・ウインチ・ポンプ | 動けば単体で買取の対象です |
| アンカー・チェーン・イケス・ラダー | ステンレスや真鍮は素材としても値段がつきます |
| 漁網・浮子・かご・漁具一式 | 納屋にまとめて残っていることが多い物です |
| 鉄船・アルミ船の船体 | 解体すると素材になります。重量と相場しだいで持ち出しが減ります |
船を手放す場面では、船体だけに目が行きます。けれども実際にご相談をいただくのは、船と一緒に、納屋いっぱいの漁具と実家が残ったという形がほとんどです。
買取ジャパンは、そこをまとめて見ます。値段のつく物を先に拾い、買取額を処分費から差し引いて、実質のご負担額を作業前に書面でお出しします。
費用の全体像と全船種の料金表は船の処分費用と処分方法にまとめています。
漁船登録票の返納と、廃業にともなう手続きは漁船の処分と廃業の手続きに分けてまとめています。
見積りだけでも、お出しします
書類の作成からお手伝いしています。お客様にご記入いただくのは、署名と押印だけです。
買取ジャパンは岡山の地元店です。船の置いてある場所を伺い、値段のつく物と処分に回す物を仕分けます。
実質のご負担額は、作業前に書面でお出しします。現地見積り、出張費、キャンセル料はいただきません。
お電話でご相談ください
070-1793-0050(24時間365日・相見積もり歓迎)
船の全長と船種、今どこに置いてあるか。この3つを伝えていただければ、その場でおおよその見当をお伝えできます。
写真で先に見てほしい場合はLINEでも受け付けています。
船を売りたいのか、処分したいのかが決まっている方は、それぞれのご案内をご覧ください。岡山の船買取/岡山の廃船処分。
よくある質問
Q. 抹消登録の手数料はいくらですか。
A. 3,350円です。返納(廃船)届のほうに手数料はかかりません。郵便局または指定の銀行で振り込み、払込証明書を申請書に添えます。
Q. 廃船の手続きは自分でできますか。
A. できます。抹消登録申請書と、解体などを証明する書面を揃えて、船の保管場所を管轄するJCI支部へ提出します。郵送でも受け付けています。
Q. 船を解体する前に登録を抹消してもよいですか。
A. 順番が逆になります。抹消登録には解体などを証明する書面が必要なので、先に処分し、証明書を受け取ってから申請します。ただし推進機関を取り外した場合は、撤去証明書で抹消登録ができます。
Q. FRP船リサイクルで処分すると、どんな書類がもらえますか。
A. FRP船リサイクルシステム利用及び船体引渡証明書と、FRP船リサイクル管理票A票の写しです。これが抹消登録の原因を証する書面として認められています。
Q. 相続した船の名義が親のままです。
A. 名義がそのままでも相談できます。抹消登録の前に移転登録が必要になる場合があるので、船舶検査証書など手元の書類をそろえてJCI支部にご確認ください。
Q. 漁船登録の抹消はどこでしますか。
A. 漁船登録は都道府県の扱いで、岡山県では農林水産部水産課の漁政班(086-226-7445)が窓口です。漁船登録票を返納します。JCIの抹消登録とは別の手続きになります。
Q. 県外に住んでいますが、岡山の実家の船を処分できますか。
A. できます。抹消登録は郵送でも受け付けています。現地の確認と引き渡しはこちらで進められますので、遠方の方のご相談も承っています。
Q. 船と一緒に、納屋の漁具や家財も片づけてもらえますか。
A. できます。値段のつく物は古物商許可で買い取り、処分費から差し引きます。ご家庭の家財は岡山市第4056号・倉敷市第211号の一般廃棄物収集運搬業許可で運びます。漁業で使っていた網やかごは産業廃棄物の扱いになるため、処理の道すじを現地でご案内します。
運営事業者情報
- 事業者: 買取ジャパン(運営: 二宮産業株式会社/岡山商店株式会社)
- 代表者: 代表取締役 二宮 健太
- 設立: 2020年7月
- 所在地: 〒702-8001 岡山県岡山市中区沖元445
- 電話: 070-1793-0050(24時間365日対応)
- 一般廃棄物収集運搬業許可: 倉敷市 第211号(二宮産業株式会社)/岡山市 第4056号(岡山商店株式会社)
- 古物商許可 岡山県公安委員会 第721130028074号
- 遺品整理士 第IS24728号
- 適格請求書発行事業者 登録番号 T1260001034565
本記事の料金・手数料・制度の情報は2026年10月1日時点のものです。船体の処理ルートは船種と用途によって変わります。
実際の手続きは、登録販売店・JCI支部・自治体の窓口でご確認ください。