【2026年11月】記念硬貨の銀行交換と買取、岡山で損しない分け方
実家から記念硬貨が出てきたけど、銀行で交換するのと買取に出すのと、どっちが得なんだろう…。そう思っていませんか?
缶やアルバムに、500円玉や銀貨、ケースに入った金貨がまとめてしまわれていた、という人もいるでしょう。
額面どおりに使えると聞く一方で、「高く売れる」という話も見かける…。どちらを信じればいいのか、迷ってしまうんですよね。
先に答えから。得な方法は、記念硬貨の種類で決まります。
500円や100円の白銅貨の記念硬貨は、ヤフオクで落札された額でもほぼ額面か、それ以下。銀行への入金か、普段の支払いに使うのが向いているんです。
反対に、金貨や一部の銀貨は額面を大きく上回ります。天皇陛下御在位60年記念の10万円金貨は、ヤフオクで落札された1枚ものの中央値が44万1,000円でした。
銀行で交換すれば、受け取れるのは額面の10万円だけ。差は30万円を超えます。
迷いやすい理由は、もう1つ。銀行に持ち込んでも、無料とは限りません。記念硬貨の入金に手数料をかける銀行が増えているんです。
この記事で分かるのは、記念硬貨が額面で使える根拠、銀行の手数料、種類ごとの額面と落札額の比べ、10万円金貨の値段の決まり方、売るときの注意です。
読み終えるころには、手元の記念硬貨を「銀行へ持っていく物」と「売る物」に分けられるようになっているはずですよ。
まずは、手元の記念硬貨を金貨、銀貨、それ以外の3つに分けるところから始めてください。
2026年11月の確認と更新
- 三菱UFJ銀行の記念貨手数料は100枚まで770円のまま
- 財務省の記念貨幣一覧を出典として確認
額面より高い物が混じっていたら。
記念硬貨・記念金貨は、ケースやブックレットの有無で評価が変わります。真贋判定は無料、1枚から伺います。
お急ぎの方は、お電話(070-1793-0050、24時間365日)かメールでもご相談いただけます。
記念硬貨は額面どおりのお金。銀行にも入金できる
記念硬貨は、国の記念事業として発行された正式なお金。法律では、貨幣は「額面価格の二十倍までを限り、法貨として通用する」と決められています。
つまり、500円の記念硬貨は500円として、10万円金貨は10万円として使えます。1回の支払いで受け取りを求められるのは、同じ額面の貨幣20枚分までなんですね。
出典:e-Gov法令検索「通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律」第7条
銀行の窓口では手数料がかかることがある
使わずに口座へ入れたいなら、銀行の窓口で入金できますよ。ただし、大手の銀行では記念硬貨の取り扱いに手数料を設けるところが出てきました。
たとえば三菱UFJ銀行は、2025年4月28日から「旧券・旧貨・記念貨取扱手数料」を新設しました。
| 枚数 | 手数料(税込) |
|---|---|
| 100枚まで | 770円 |
| 以降100枚ごと | 770円を加算 |
数えたあとで入金をやめたり、金額を変えたりしても手数料はかかります。500円の記念硬貨1枚を入金するのに770円では、損になってしまいますよね。
出典:三菱UFJ銀行「旧券・旧貨・記念貨取扱手数料新設のお知らせ」
手数料の有無や金額は、銀行や信用金庫ごとに違います。岡山で取引のある銀行に持ち込む前に、窓口で確かめておきましょう。
なお、日本銀行は両替をしていません。日本銀行で引き換えてもらえるのは、すり減ったり傷んだりして使えなくなったお金だけです。
種類ごとの額面と落札額:どっちが得かの早見表
ヤフオクで直近180日に落札された記念硬貨を、種類ごとに集計しました。1枚ものだけを数え、レプリカやまとめ売りは除いています。
| 種類 | 額面 | 落札額の中央値 | 集計件数 | 得な方法 |
|---|---|---|---|---|
| 天皇陛下御在位60年記念 10万円金貨 | 100,000円 | 441,000円 | 29件 | 売る |
| 1964年 東京オリンピック 1000円銀貨 | 1,000円 | 4,510円 | 23件 | 売る |
| 天皇陛下御在位60年記念 1万円銀貨 | 10,000円 | 11,000円 | 30件 | 差は小さい。手間で選ぶ |
| 500円の記念硬貨(白銅貨) | 500円 | 額面前後か、それ以下 | まとめ売りで確認 | 銀行か支払いに使う |
500円の記念硬貨は、1枚ものの落札がほとんどありません。まとめ売りでは、額面35,000円分が34,100円、額面50,000円分が49,510円で落札されていました。
御在位60年記念の500円硬貨は、ホルダー入りの1枚が720円という落札もあります。送料や手数料を引けば、額面とほとんど変わりません。
落札額は、個人どうしの取引で決まった額です。業者の買取価格は、落札額より低くなります。売れ残った出品は数に入っていない点にも気をつけてください。
調査日:2026年10月30日。出典:ヤフオク落札相場(10万円金貨/東京オリンピック1000円銀貨/1万円銀貨/500円記念硬貨まとめ)
10万円金貨の値段は「金の重さ」で決まる
天皇陛下御在位60年記念の10万円金貨は、昭和61年と昭和62年に発行された純金の貨幣。直径30.0mm、重さは20.0gあります。
出典:財務省「記念貨幣一覧」
値段を決めているのは、記念硬貨としての珍しさより、中に入っている金の量なんですよ。
2026年10月30日午前9時30分の田中貴金属の店頭買取価格は、金1gあたり22,195円でした。20gなら443,900円の計算に。
落札額の中央値44万1,000円は、この金の値段とほぼ重なるんです。金の相場が動けば、金貨の値段も一緒に動きます。
レプリカに気をつける
ヤフオクでは、「観賞用レプリカ」と書かれた10万円金貨が2,400円から3,200円で落札されていました。見た目は本物とよく似ています。
家族が買った物でも、本物かどうかは見ただけでは分かりません。ブリスターパック(透明のケース)から出さず、そのまま査定に出しましょう。
売ったお金に税金がかかることもある
国税庁は、金地金を売ったときの所得を原則として譲渡所得とし、ほかの所得と合わせて課税するとしています。特別控除は年50万円まで。
金貨を何枚もまとめて売る場合や、相続で受け継いだ場合の扱いは、事情によって変わります。心配なら、売る前に税務署へ相談しておくと安心ですよ。
出典:国税庁 タックスアンサー No.3161 金地金の譲渡による所得
額面に近い記念硬貨は、銀行か普段の支払いへ
500円や100円の白銅貨の記念硬貨は、買取に出しても額面を上回ることはまれです。いちばん損が少ないのは、額面どおりに使うことでしょう。
何十枚もあるなら、手数料がかからない入金方法がないか、取引のある銀行に聞いてみてください。少しずつ普段の買い物で使う方法もあります。
ただし、昭和の100円銀貨(稲穂や鳳凰の図柄)のように、白銅貨に見えて銀でできている硬貨も混じっています。
まとめて入金する前に、図柄と年号を一度確かめておきましょう。
迷ったら:金貨・銀貨とそれ以外を分けてから相談する
種類が混ざった缶やアルバムをそのまま銀行に持っていくと、金貨や銀貨まで額面で入金してしまうおそれがあります。
先に分ける目安は、この3つ。
- 金色で、ずっしり重い硬貨(金貨)
- 銀色で、1000円、1万円、5000円などの額面の硬貨(銀貨)
- それ以外の500円、100円、50円の記念硬貨
1と2は売る、3は銀行か支払いに使う、が基本の分け方でしょう。
自分で見分けがつかない物は、手を加えずにまとめて査定に出すのが確実ですよ。
岡山で、金貨や銀貨の混じった記念硬貨をそのまま見てほしいなら、岡山の古銭買取のページで、真贋判定や出張査定の流れを確かめられます。
よくある質問
Q. 記念硬貨は、お店で使えますか?
使えます。法律上は額面どおりのお金なので、500円の記念硬貨も500円として支払いに使えるんです。
ただ、1回の支払いで同じ額面の貨幣が20枚を超えると、お店は受け取りを断れます。
Q. 10万円金貨を銀行に持っていくと、いくらになりますか?
額面の10万円です。金の値段で売れば、2026年10月30日の金価格で40万円を超えます。銀行に持っていく前に、必ず金の値段と比べてください。
Q. ケースや箱がなくても売れますか?
売れます。ただ、ケースや説明書がそろっているほうが評価されやすいので、残っているなら一緒に出しましょう。
Q. 1万円銀貨は、売ると銀行より得ですか?
落札額の中央値は11,000円で、額面の1万円と差は小さめです。手数料や送料を引くと、ほとんど同じになることもあります。
あわせて読みたい
- 両替で手数料を払う前に売値を知りたいなら:記念硬貨の買取相場と種類別の目安、高く売る5つのコツ
まとめ
- 記念硬貨は額面どおりのお金。銀行にも入金できるが、手数料がかかる銀行もある
- 500円や100円の白銅貨の記念硬貨は、売っても額面前後。銀行か支払いに使う
- 10万円金貨は純金20g。落札額の中央値44万1,000円で、銀行の10万円より30万円以上高い
- 1964年東京オリンピックの1000円銀貨は、中央値4,510円で額面の4倍以上
- レプリカも出回っているので、ケースから出さずに査定へ
- 金貨の売却益は譲渡所得になる場合あり。心配なら税務署へ
記念硬貨で損をしない順番は、金貨・銀貨とそれ以外に分ける、金貨と銀貨は売る、残りは銀行か支払いに使うの3段です。
まずは、手元の記念硬貨を3つに分けて、金貨と銀貨が何枚あるかを数えてみてください。