岡山市中区のH様(60代)からのご依頼。ご実家の蔵を開けたところ、額装された浮世絵が3点出てきたとのこと。
「絵心はないし、そもそも本物かどうか分からない。でも額がしっかりしているから、誰かが大事にしていたんだろうと思って……」とご相談くださいました。
拝見すると、歌川派と思われる風景画と美人画の木版画3点。額の経年は感じられるものの、版画自体は色味も鮮明で、紙の傷みも軽微でした。お父様かお祖父様か、どなたかが選ばれて額装まで整えられた品物。同じ系統を求められる方は今もいらっしゃるため、しっかりとした査定でお引き取りさせていただきました。
「蔵を開けて初めて見たけど、こうして次の人に渡るのは父も喜ぶと思います」とおっしゃってくださいました。