解体前の片付け費用は「許可の有無」で100万円以上変わる|事例と理由公開
解体前の片付け費用を調べ始めて、「結局いくらかかるのか、どこに頼めばいいのか」という疑問で動けなくなっていないでしょうか。
実家が空き家になったり、老朽化でなくなく解体しないといけない、など、いよいよ解体を検討し始めたとき、多くの方が最初にぶつかる壁がここです。
解体前に家の中を片付けておく必要があることはわかっている。でも、費用の相場も、頼むべき業者の順番も、まったく見当がつかない。
そのまま動けずにいる方は、決して少なくありません。
結論をお伝えします。
解体前の片付けの現場において、なるべく費用を抑えたいのであれば、以下の3つの許可を持っている会社に依頼すべきです。
・古物商許可(県単位)
・一般廃棄物収集運搬許可(市区町村単位)
・産業廃棄物収集運搬許可(積み替え保管あり)(県単位)
これらの許可があるなしで片付けの費用が100万円以上変動するからなんですね。実際、買取ジャパンにご依頼されたお客さまのケースで、相見積もりをとったら100万円以上の差があった、ということもありました。
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作業内容はほぼ同じ。でも費用が全く違うんです。それは単に企業努力でどうにかなるレベルではありません。
巷で流行っている「相見積もりをたくさんとれば安いところが見つかる」という単純な構造ではないんです。最終的には「許可があるかないか?」で大きな差となってくることを多くの方はまだ知りえません。
家の中にある家財と、解体後に出る廃材では、廃棄物としての法的な分類がまったく異なり、そこに大きな費用差が生まれる仕組みが隠れているからです。
『サービスを支える、10の許可と資格』でも記載しておりますが、最終処分代は、許可がなければ1万円で処分できるものが、3万円かかったり。こんなことはザラにあります。
とはいえ「そんなに許可で違うかわからないよ」「だったら許可を持ってるところに相談したらいいんだね」と思われるかもしれません。ですが、これらの許可を完備している岡山県内の業者は両手で数えられる程度。
そもそも許可を取得している企業も少なければ、許可を公表している企業も少ないのが実情…。ではどうすればいいのか?
そこで今回の記事では、そもそもの解体前の片付け費用が変わる理由の仕組みから、頼むべき業者の選び方の判断軸、思い出の品を活かせる具体的な選択肢を順番にお伝えしていきます。
読み終えていただくころには、何社にも連絡しなければという不安が消え、「まず一社に問い合わせてみよう」という気持ちで具体的に動き出せるようになる!だけではありません。
実際に解体前の片付け費用を大きく抑えることも可能になります。ぜひ最後までお読みください。
解体前の片付け費用の相場と、費用を左右する主な条件
解体前の片付けにかかる費用は、家の規模や荷物の量、業者の種類によって大きく幅があります。
目安として、一般的な一戸建て(3LDK〜4LDK程度)の場合、家財の片付け・処分だけで15万円〜50万円前後になることが多いです。ただしこれはあくまで処分費用のみの目安であり、買取できる品物が多ければ実質的な負担額は下がります。
費用を左右する主な条件は、次の5つ。費用が変わる順番から紹介しましょう。
- 依頼する業者が所持している許可
- 荷物の量と種類
- 家の構造と間取り
- 地域と搬出経路
- 補助金があるかないか
依頼する業者が所持している許可
片付け費用を左右する条件の中で、見落とされがちなのがこの点です。
依頼する業者が以下の許可を持っているかどうかによって、処分費用の単価がまったく異なります。買取ジャパンにも相談がありましたが、他社さまと比べて100万円以上お安く片付けができました。
費用を左右する許可は大きく2つ「一般廃棄物収集運搬許可」「産業廃棄物収集運搬許可(積み替え保管あり)」です。一般廃棄物収集運搬許可については周知のとおりですが、産業廃棄物収集運搬許可(積み替え保管あり)については多くの方が知らない許可だったりますが、実はここも費用を左右する大きな要素。
この2つの許可を持っていない業者に家財の処分を頼むと、費用が割高になる構造があります。詳しい仕組みは次の章で説明しますが、業者選びの段階でこの許可の有無を確認することが、費用を抑える最初の判断軸になります。
荷物の量と種類
当然と言えば当然ですが、荷物が多いほど、処分にかかる費用は上がります。特に、大型の家具・家電は運び出しの手間がかかるため、単価が高くなりやすい。
一方で、着物・骨董品・農機具・工具類など買取できる品物が含まれていれば、その買取金額を処分費用から差し引ける場合があります。荷物の量だけでなく、「何があるか」という中身の内訳が費用を大きく左右するのです。
家の構造と間取り
2階建て・3階建ての場合、階段を使った搬出作業が加わるため、費用が上がる傾向があります。また、エレベーターのない集合住宅の上階も同様。
廊下が狭い・階段が急といった構造上の条件も、作業時間と人件費に影響します。
地域と搬出経路
実家がある地域によって、廃棄物処理施設までの距離や処分費用の単価が変わることがあります。
また、敷地内にトラックが入れるかどうかも作業効率に影響するのも忘れてはいけません。道幅が狭い・駐車スペースがないといった条件があると、追加費用が発生する場合があります。
補助金があるかないか
費用の全体像を把握するうえで、もうひとつ押さえておきたいのが解体補助金の存在です。
解体前の片付けと並行して、建物の解体そのものに補助金が出る自治体が岡山県内にも複数あります。実家がある市区町村の補助金を事前に確認しておくと、解体費用の総額を抑えられる可能性があるのですのでチェックしておきましょう。
解体補助金につきましては弊社サイトでまとめた『地域別解体補助金情報』を合わせてご覧ください。
解体業者にそのまま片付けを頼むと費用が高くなる理由がある
「解体業者に頼むついでに、家の中の片付けもまとめてやってもらおう」と考える方は少なくありません。
一見、合理的に思えるこの判断が、実は費用を大きく押し上げてしまう落とし穴になることがあります。その理由は、廃棄物の法的な分類の違い——ここに隠れているのを知る人は少なくありません。
家財は「一般廃棄物」、解体廃材は「産業廃棄物」「混合廃棄物」で処理費用がまったく異なる
家の中にある家具・家電・衣類・食器といった生活用品は、法律上「一般廃棄物」に分類されます。
一方、建物を解体したときに出る木材・コンクリートガラ・金属くずなどの廃材は「産業廃棄物」——処理を担える業者の資格も、費用の単価も、まったく別物。
この2つは、同じ「ゴミ」という言葉でくくられていても、法律上まったく異なる扱いを受けます。そして、この分類の違いが、片付け費用を大きく左右する要因になっているんです。
解体業者が持っているのは、基本的に産業廃棄物の処理に関する許可。家財のような一般廃棄物を扱うには、別途「一般廃棄物収集運搬許可」が必要になります。
この許可を持っていない解体業者に家財の処分を依頼した場合、業者は一般廃棄物収集運搬許可を持つ別の業者に外注するか、家財を解体廃材と一緒に産業廃棄物として処理するしかありません。
どちらのルートでも、費用が余計にかかる構造になっています。
さらに産業廃棄物の許可も「積み替え保管ありとなし」で大きく区分されていて、ありなしでも処分費用が違います。
さらに問題なのが、家財と解体廃材が混ざった状態で処理される「混合廃棄物」。これは3つの分類のなかでもっとも処理単価が高く、解体業者に片付けをそのまま一括依頼した場合、気づかないうちにこのルートで処理されているケースは少なくありません。
廃棄物の分類ごとの処理単価の目安は、次のセクションで詳しく確認できます。「なぜ費用がここまで変わるのか」が数字で見えてくると、どの業者に何を頼むべきかの判断基準が明確になるはずです。
「一般廃棄物」「産業廃棄物」「混合廃棄物」になった場合の費用の違い
廃棄物の処理費用は、分類によって単価が大きく変わります。同じ量の廃棄物でも、どの分類で処理されるかによって、最終的な費用に数倍の差が出ることも珍しくありません。
岡山県内の相場をもとに、3つの分類ごとの処理費用の目安をまとめました。
| 廃棄物の分類 | 処理単価の目安 | 主な内容 |
|---|---|---|
| 一般廃棄物 | 3万〜6万円/トン | 家具・家電・衣類・食器など生活用品 |
| 産業廃棄物 | 6万〜12万円/トン | 木材・金属くず・コンクリートガラなど |
| 混合廃棄物 | 10万〜20万円/トン | 家財と解体廃材が混在した状態のもの |
一般廃棄物として処理した場合
一般廃棄物収集運搬許可を持つ業者が家財を適切に分別して処理する場合、処理単価はもっとも低く抑えられます。
自治体の処理施設を利用できるため、産業廃棄物処理施設に比べて費用が安くなる仕組み。
さらに、家具・家電・貴金属・着物など買取できる品を事前に分けることで、処分する量そのものを減らせます。買取金額が処分費用から差し引かれる形になるため、実質的な負担をさらに抑えることができるでしょう。
産業廃棄物として処理した場合
産業廃棄物は、民間の処理施設を利用するため処理単価が一般廃棄物より高くなります(その差は2-3倍)。
本来であれば一般廃棄物として安く処理できる家財が、このルートに回ると割高に。
「解体業者にまとめて頼んだら思ったより高かった」という声の背景には、この単価差が隠れていることが多いでしょう。
産業廃棄物を処理する場合でも、積み替え保管許可あり・なしでも変わります。詳しく書くと長くなるのですが、端的にお伝えすると「同じ産廃業者間の見積りでも10トン単位で考えたら数十万レベル」で費用が変わることを覚えておきましょう。
混合廃棄物として処理した場合
家財と解体廃材が混在した状態になると「混合廃棄物」として扱われ、3つの分類のなかでもっとも処理単価が高くなります。
処理施設での分別作業に手間がかかるため、単純な産業廃棄物よりもさらに費用が上乗せされる構造。解体業者にそのまま家財の片付けも一括で頼んだ場合、最終的にこのルートで処理されているケースは少なくないのが実情でした。
この3つの分類のうち、どれで処理されるかは「頼む業者」によって決まります。
一般廃棄物収集運搬許可を持ち、買取にも対応できる業者に解体前の片付けを依頼すれば、家財を一般廃棄物として適切に処理したうえで買取分を差し引くことができ、費用をもっとも低く抑えられます。
どの業者に頼むかで「最安」にも「最高額」にもなり得る——それが解体前片付けの費用構造です。
買取ジャパンは一般廃棄物収集運搬許可に加え、産業廃棄物(積み替え保管許可)も取得しています。そのため、「解体前の家財片付け」から「解体後の廃材処理」まで、一社でまとめて対応できる点が強み。
相見積もりの段階からご相談いただくケースも多く、比較した結果としてご依頼いただくことが少なくありません。
さいごに少しだけ買取ジャパン(運営:株式会社二宮産業)のPRをさせていただきます。
解体前の片付けは、片付け・買取・処分を別々の業者に頼む必要はない
「片付け業者、遺品整理業者、不用品買取業者、解体業者……それぞれ別々に連絡しなければいけないのでは?」
そう思っている方は多いのですが、これは思い込み。買取ジャパンでは、ご相談者さまの費用負担をなるべく抑えるため「買取から片付け、解体までの一括サービス」を行っています。
まずそれぞれの業者に頼むときのデメリットについて。大きく3つあります。
何社にも電話しないといけないプレッシャー、見積り管理の複雑化、結局どこに頼んでいいかわからなくなる。この3つです。
何社にも電話しないといけないプレッシャー
「何社にも電話しなければいけない」というプレッシャーは、動き出せない大きな原因のひとつ。しかし実際には、まず一社に問い合わせて現地を見てもらうだけで、何が買取できて、何を処分する必要があり、トータルでいくらかかるかの見通しが立ちます。
見積り管理の複雑化
複数の業者に別々に頼むと、それぞれに見積もりの時間と手間がかかり、業者間の連携も自分でとらなければならなくなります。一括で対応できる業者に相談することは、費用面だけでなく、時間と手間の節約という意味でも大きなメリットがあります。
結局どこに頼んでいいかわからなくなる
これが見落とすポイント。巷では「複数社に見積りをとりましょう。そうすれば適正価格で処分することができます」という情報があふれかえっています。
しかしながら、3社頼んだとしても、その見積りが結局のところ正しいか正しくないか?というのはわからないんですね。それぞれのサービスで良し悪しがあって、それを未経験の相談者さんが決断できるか?というと正直難しいです。
で、結局営業マンのトーク次第になってしまったり、金額がバラバラ過ぎて高くても嫌だし、安くても不安…で、どうしよう。みたいな感じになる方をたくさん見てきました。
それもこれも、「判断基準がよくわからない」という点があるから。
ですが、思い出してみてください。費用を決める最大の要素は「費用を左右する許可(一般廃棄物収集運搬許可・産業廃棄物収集運搬許可(積み替え保管許可あり)」この2つの許可を持っているところに依頼するだけ。
そうすれば安心で、費用も抑えられるようになります。これは原理原則だ、ということだけ覚えておいてください。
買取できる品がある場合は費用を抑えられる可能性がある
さらに買取ジャパンでは買取専属スタッフも在中。品物の状態によっては、処分費用を買取金額で相殺できる可能性があります。
「古いものばかりだから、どうせ値段はつかないだろう」と思っていませんか。しかし、家の中にある品物すべてが価値ゼロというケースは、実際にはほとんどないのです。
買取の対象になりやすい品物には、たとえば次のようなものがあります。
- 家電製品(テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコンなど)
- 家具(タンス・食器棚・テーブルなど)
- 着物・帯・和装小物
- 骨董品・美術品・掛け軸
- 仏像・仏壇
- 農機具・工具類
- 貴金属・宝飾品
- 切手・古銭・記念硬貨
年代物の家電や家具でも、状態によっては買取できるものがあります。
骨董品や美術品など「これは価値があるのかどうかも判断できない」という品物も、まとめて一括で見てもらえる場合があるので、自分で判断しようとせずプロに見せてしまうのが近道。
どの品目が買取になるかは、実際に現物を見てみないとわからない部分も多くあります。
「何が買取できるかわからない」という段階であっても、まとめて確認してもらえる業者への相談が、もっともスムーズな進め方。
買取金額が処分費用を上回れば、片付け全体のコストが実質ゼロになるケースも。すべてを「処分費用がかかるもの」として見るのではなく、「買取できるものがあれば費用を圧縮できる」という発想の転換が、最終的な出費を大きく変えます。
まず一社に相談するだけでいい。解体前の片付けは一人で抱え込まなくて済む
ここまで読んでいただいた方には、もうおわかりいただけたと思います。
解体前の片付けで費用を抑える正解ルートは、一般廃棄物収集運搬許可・産業廃棄物収集運搬許可(積み替え保管許可あり)のどちらかを持っていて、さらに買取にも対応できる業者に一括相談すること。
これに尽きるといっても過言ではありません。
複数の業者に連絡を取り、それぞれに見積もりを依頼して——そんな手間は必要ありません。片付け・買取・処分の窓口を一本化できる業者であれば、問い合わせ一本で現地確認と見積もりまで動き出せます。
「何社に連絡すればいいかわからない」という不安は、そもそも複数社に頼む必要がないと知った時点で消えるのです。
費用を抑えるために、最初の一手で確認すること
業者に問い合わせる際、最初に確認しておきたいのは次の2点です。
- 一般廃棄物収集運搬許可・産業廃棄物収集運搬許可(積み替え保管許可あり)を持っているか?
- 家財の買取にも対応しているか
これらすべてを満たしている業者であれば、家財を一般廃棄物として適切に処理しながら、買取できる品の金額を処分費用から差し引いてもらえます。費用の構造として、もっとも負担が少なくなる組み合わせです。
買取ジャパンは一般廃棄物収集運搬許可・産業廃棄物(積み替え保管許可)の両方を取得しており、買取から片付け・処分までワンストップで対応。相見積もりの段階からご相談いただくことも多く、「他社と比べた結果、お願いすることにした」という声もよくいただきます。
買取ジャパンが選ばれる理由については『サービスを支える、10の許可と資格。』をご覧いただけたら一目瞭然。ぜひこの機会に合わせてご覧ください。
思い出の品を前に、動けずにいる方へ
「母の形見をただ捨てるような気がして、なかなか動き出せない」——そう感じている方は、ぜひ一度、現地確認だけでも相談してほしいです。
査定に来てもらって初めて「これは買取できます」「これは処分になります」という仕分けが明確になります。
自分一人で判断しようとするより、プロに見てもらった方が気持ちの整理もつきやすいもの。
費用の見当がついていない段階でも、見積もりは無料で対応しています。「まだ決めていないけど相談だけ」という段階からでも、遠慮なくご連絡ください。
一人で抱え込まなくて済む方法は、あります。
最初の一歩は、公式LINEからメッセージを送るだけ。それだけで、「何から手をつければいいかわからない」という状態から、具体的に動き出せる状態に変わります。
公式LINEからお気軽に、現地確認・お見積もりをご相談ください。